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【住まいのお役立ち情報】 2026.01.28

インナーガレージとは?費用・固定資産税・後悔しやすいポイントを徹底解説

車を使う暮らしが当たり前の人にとって、
「インナーガレージ付きの家」は一度は憧れる間取りのひとつではないでしょうか。

雨や雪の日でも濡れずに出入りできる、防犯性が高い、荷物の出し入れが楽など、
魅力的なメリットが多い一方で、
「建ててから後悔した」「思ったより使いにくかった」という声があるのも事実です。

この記事では、インナーガレージの基本から、
ビルトインガレージとの違い、費用や固定資産税への影響、
後悔しやすいポイントまでを整理し、
自分の暮らしに本当に合うかどうかを判断できる材料をまとめます。

インナーガレージとは?

インナーガレージとは、建物の内部に組み込まれたガレージのことを指します。
住宅の一部として計画されるため、屋外のカーポートや独立ガレージとは異なります。

最大の特徴は、
車から室内まで屋根の下で移動できるという点です。
雨や雪、強風の影響を受けにくく、日常の利便性が高まります。

一般的には、インナーガレージは
住宅の延床面積に含まれるケースが多く、
間取り・費用・税金にも影響する空間として扱われます。

インナーガレージとビルトインガレージの違い

「インナーガレージ」と「ビルトインガレージ」は、
実務上ほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。

  • インナーガレージ
  • ビルトインガレージ

どちらも「建物内部に組み込まれたガレージ」を指し、
法規や建築確認上の扱いも同様になるケースが一般的です。

呼び方の違いは、
・設計者や会社の表現
・記事や媒体ごとの言い回し
によるものがほとんどです。

用語の違いに惑わされず、
**「建物に組み込まれているかどうか」**を基準に考えることが大切です。

インナーガレージのメリット

雨・雪の日でも濡れずに移動できる

インナーガレージ最大のメリットは、
天候に左右されずに出入りできる点です。

特に雨や雪の多い地域では、
日々のストレス軽減につながります。

車の防犯性が高い

シャッター付きのガレージにすることで、
車上荒らしや盗難のリスクを下げやすくなります。

荷物の積み下ろしが楽

買い物帰りや子どもの送り迎えなど、
荷物を持った移動が多い家庭では大きな利点です。

趣味スペース・収納としても使える

自転車、アウトドア用品、工具など、
車以外の用途と兼用しやすい点も魅力です。

外観デザインと一体化しやすい

建物と一体で計画できるため、
外構に後付けするガレージよりも、
デザインをまとめやすいケースがあります。

インナーガレージのデメリット・後悔しやすい点

一方で、インナーガレージには注意すべき点もあります。

居住スペースが減りやすい

ガレージを建物内部に取り込む分、
その面積だけ居室や収納が減ることになります。

建築費が上がりやすい

構造補強や床・シャッター・換気設備などが必要になり、
外構ガレージよりもコストがかかりやすい傾向があります。

音や臭いが気になる場合がある

エンジン音、シャッター音、排気の臭いなどは、
配置や対策が不十分だと後悔につながりやすいポイントです。

将来使わなくなったときに困る

高齢になって車を手放した場合、
ガレージ空間の使い道に悩むケースもあります。

「便利そう」という印象だけで採用すると、
こうした点が後悔の原因になりやすくなります。

インナーガレージの費用目安と考え方

インナーガレージは、構造的にコストがかかりやすい空間です。

主な理由としては、

・建物を支える構造補強

・シャッターや防火対策

・床の仕上げ

・換気設備や照明

など、通常の居室とは異なる工事が必要になる点が挙げられます。

また、
外に独立して設けるガレージと比べると、
住宅本体工事に含まれる分、割高になりやすい傾向があります。

具体的な金額は、
地域・仕様・広さによる差が大きいため断定はできませんが、
「家全体のコスト配分」として考えることが重要です。

インナーガレージと固定資産税の関係

インナーガレージは、
延床面積に含まれる場合が多いため、
固定資産税の評価に影響する可能性があります。

「ガレージは非課税」と思われがちですが、
建物内部に組み込まれている場合は、
住宅の一部として評価されるケースが一般的です。

そのため、

・建築費だけでなく

・維持費・税金を含めた長期的コスト

で検討する必要があります。

間取り計画で失敗しないためのポイント

インナーガレージを成功させるには、
間取り計画が非常に重要です。

・生活動線と車動線を分ける

・居室との距離を取り、音や臭いを抑える

・ガレージから室内への動線を明確にする

・天井高・間口・奥行きを実車サイズで確認する

・将来の用途変更も想定しておく

特に「今の便利さ」だけでなく、
将来どう使えるかを考えておくことが後悔防止につながります。

平屋×インナーガレージの特徴

平屋でもインナーガレージは可能ですが、
いくつか特徴があります。

・動線が短く、使い勝手は良い

・建物が横に広がりやすく、敷地条件が重要

・採光・通風計画が難しくなりやすい

・外観バランスの調整が必要

平屋の場合、
ガレージが住空間に与える影響が大きいため、
より慎重な計画が求められます。

インナーガレージが向いている人・向かない人

向いている人

・車を日常的に使う

・雨や雪の多い地域に住んでいる

・趣味や収納と兼用したい

向かない人

・居住面積を最優先したい

・将来的に車を手放す可能性が高い

・建築コストをできるだけ抑えたい

まとめ:インナーガレージは「暮らし方次第」で評価が変わる

インナーガレージは、
暮らしに合えば非常に便利な設備です。

一方で、
費用・固定資産税・間取りへの影響を理解せずに採用すると、
後悔につながりやすいのも事実です。

大切なのは、
「便利そうだから」ではなく、
自分たちの生活スタイルと将来設計に本当に合っているかを基準に判断することです。

正しく理解したうえで選べば、
インナーガレージは満足度の高い住まいづくりにつながります。