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【スタッフの日常】
2024.03.16
住宅で暖かく快適に過ごすための”気密性”について
こんにちは!
本日は最近よく耳にするようになった“気密”とは何なの・・・?というところから説明していきます。
“気密”とは建物全体がどれくらい密閉されてるかを示します。C値というものであらわします。
冬場、お部屋の中は暖かく過ごしたいですよね。
そのために思いつくのは
①暖房設備で暖める
②断熱材をいいものにして温かい空気を逃がさないようにする
がまず思いつくと思います。
ですが、それだけではまだ足りないのです。
いくら断熱材を入れても、暖房を効かせても、
冷たい隙間風が入ってくる、温かい空気が外に逃げる、それではいつまで経ってもお部屋が暖かく感じません。
なので、建物の構造の隙間を極力少なくする(=気密性が高い)必要があります。
①快適に暮らすための暖房設備+②良い断熱材+③高い気密性=快適な暮らし ということにつながります!
では大体どの程度が高気密住宅と呼ばれるのでしょうか?
結論をいいますときちんとした基準はありません。
国としては2009年の省エネ法改正によってC値は5.0cm2/m2(床面積1m2のお部屋の内5cm2の隙間がある)と定められていましたが、一般的に1.0cm2/m2以下が高気密とされてます。
これは約30坪(約100m2)のお家であれば全体で100cm2の隙間がある、ということになります。
合計して10センチの正方形の隙間がある、そう考えるとこれでも少し多きく感じますよね。
出来れば0.6くらいまでは下げたいと感じます。
南箕輪村SNでは、後日気密試験を行いますので、結果が出ましたら発表させていただきます!
見学会で体感していただいて、数値的にも信頼頂ければ嬉しいなと思いますので、楽しみにしててください!
岡本