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【住まいのお役立ち情報】 2025.10.31

ZEH住宅とは?メリット・デメリット・補助金まで徹底解説|石田建設

「ZEH住宅」という言葉を耳にする機会が増えていますが、
「そもそもどんな家なの?」「太陽光がないと無理なの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ZEH住宅の基本からメリット・デメリット、補助金制度までをわかりやすく整理。
さらに、長野のような寒冷地でも快適に暮らせる【石田建設】のZEH対応住宅についてもご紹介します。

ZEH住宅とは?(基本の定義と目的)


「ZEH(ゼッチ)」とは、“ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス”の略称です。
家庭で使うエネルギー量を減らし、太陽光発電などで創り出すエネルギーによって、
その消費量を年間でプラスマイナスゼロ(±0)に近づける住宅を指します。

ZEHの考え方は、以下の3つの要素で成り立っています。

断熱:高断熱の建物で冷暖房エネルギーを減らす


省エネ:高効率な設備や照明で無駄なエネルギーを抑える


創エネ:太陽光発電などで電気を自ら生み出す


この3つの組み合わせによって、光熱費を抑え、地球環境にもやさしい住まいを実現します。
ZEHは国が推進する住宅政策の中心であり、2030年には新築住宅の平均でZEH水準を目指す方針が示されています。

ZEH住宅の基準と「長期優良住宅」「省エネ住宅」との違い


住宅性能を示す基準はいくつかありますが、それぞれの目的は異なります。

長期優良住宅:耐久性・メンテナンス性・可変性など、「長く快適に暮らせること」を目的とした基準


省エネ住宅:断熱・気密・設備効率を高めて、消費エネルギーを減らす住宅


ZEH住宅:省エネに加え、創エネ(太陽光など)でエネルギー収支を実質ゼロにする住宅


つまり、ZEHは“省エネ住宅+創エネ”という上位概念です。
また、長期優良住宅の基準を満たしながらZEH化することで、
「快適性・経済性・資産価値」をすべて兼ね備えた家づくりが可能になります。

ZEH住宅のメリット・デメリット


メリット

  1. 光熱費を大幅に削減できる
     高断熱・高効率設備により、冷暖房にかかる光熱費を抑制。
     太陽光を併用すれば、自家消費や売電によって家計負担を軽減できます。


  2. 一年中快適な室内環境
     外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かい環境を保ちます。
     結露やヒートショックのリスクも低減します。


  3. 補助金や税制優遇を受けられる
     国や自治体による「ZEH支援事業」など、建築時の補助金対象になりやすく、
     住宅ローン控除の優遇も受けやすいのが特徴です。


  4. 資産価値が高い
     省エネ性能が高い家は、将来的に売却や賃貸する際の評価も上がります。


デメリット

  1. 初期費用が高くなりやすい
     断熱材・高性能サッシ・太陽光設備などにコストがかかる傾向があります。


  2. メンテナンスや屋根形状の制約
     太陽光パネルを設置する場合、屋根勾配や定期点検などの管理が必要です。


  3. 過剰性能になるケースもある
     気候条件や家族構成によっては、必要以上の性能がかえってコスト増につながることも。


👉 対策ポイント:
性能・コスト・暮らしのバランスを取り、地域や家族に合った“ちょうどいいZEH”を選ぶことが大切です。

ZEH住宅で受けられる補助金・住宅ローン控除


ZEH住宅には、国の補助金制度「ZEH支援事業」が設けられています。
条件を満たせば、建築費の一部が支援されるほか、自治体独自の補助金も併用できる場合があります。

主な条件は以下の通りです。

● 断熱等性能等級5以上

● 一次エネルギー等級6以上

● 再生可能エネルギー設備の導入、またはそれに準ずる省エネ性能の証明


さらに、ZEHや長期優良住宅は「住宅ローン控除」の対象にもなりやすく、
所得税・住民税の減税など、経済的なメリットも期待できます。

補助金や控除を利用するためには、設計段階で性能計算書や証明書の提出が必要です。
着工後では申請できない場合もあるため、早めの準備が重要です。

太陽光なしでもZEHは可能?


「ZEH=太陽光発電が必須」と思われがちですが、実はそうではありません。
「Nearly ZEH」や「ZEH Oriented」と呼ばれる区分では、創エネ設備なしでも省エネ性能を高めて達成することが可能です。

特に、寒冷地では冬季の日照時間が限られるため、
断熱・気密性能を高めてエネルギー消費そのものを減らす方が現実的な場合もあります。

石田建設では、太陽光の有無を問わず快適に暮らせる高性能住宅を提供。
「断熱等性能等級6」と「第一種全熱交換型換気」により、
暖房エネルギーを最小限に抑えながら、家全体を均一な温度に保ちます。

太陽光がなくても“省エネで快適な暮らし”を実現できるのが、石田建設の強みです。

石田建設のZEH対応住宅


長野のような寒暖差の大きい地域で快適に暮らすためには、
数値だけを追うのではなく、「暮らしに合った性能設計」が重要です。

石田建設では、全棟で**「耐震等級3」+「断熱等性能等級6」**を標準化。
第一種全熱交換型換気を採用し、熱を逃がさず清浄な空気を循環させることで、
冬でも暖かく、夏は涼しい空気環境を保ちます。

また、目的やライフスタイルに合わせて3つのラインを展開しています。

GREEN HOME:高断熱+熱交換換気でZEH対応、省エネと快適性を両立


SIMPLE NOTE:廊下を減らし、光と風を取り入れる合理的なデザイン住宅


S Standard:性能とコストのバランスを取ったセミオーダー型住宅(本体2,500〜2,999万円/30坪前後)


「長野の気候にちょうどいい性能」を追求した設計思想で、
過剰でも不足でもない“現実的なZEH住宅”を提案しています。

まとめ:長野に適した現実的なZEH住宅とは


ZEH住宅は、高性能・省エネ・環境配慮の3つを叶える次世代の家づくりです。
補助金や税制優遇を活用すれば、初期費用の負担も軽減できます。

太陽光の有無に関わらず、断熱・気密・換気の性能を高めることで、
寒冷地でも一年中快適に過ごせる住まいが実現します。

【石田建設】では、
断熱等性能等級6・耐震等級3・第一種熱交換換気を備えた高性能住宅を標準仕様として採用。
長野の気候に最適な“暮らしやすく省エネな家”を提案しています。数字だけにとらわれない、家族に「ちょうどいいZEH住宅」を。


それが【イシダの家】の考える、これからの住まいの形です。