家づくりをする際に間取りをどのようにするのか気になる方が多いと思います。
しかし、住宅を購入することは人生の中で1回あるかないかなので知識がある方は少ないでしょう。
快適に暮らす上では間取りはとても重要です。
そこで今回は、間取りを考える上で重要になる動線についてご紹介します。

家事を楽にするための動線を紹介

間取りを考える際に、生活動線を意識しながら作る方法を知らない方もいらっしゃると思います。
しかし、動線を意識しながら間取りを考えることはとても重要です。
そこで、普段の家事を考えた動線をご紹介します。

掃除や洗濯、家事などは毎日行わなければならないので動きづらいと、とても大変です。
そのため、「家事動線」を考える必要があります。
家事動線とは、名前の通り、家事を行うときに移動する動線のことです。
家事を行う際の経路の無駄を排除することで不自由なく家事をこなせます。

例えば、キッチンの横に洗面所、その奥に浴室を配置します。
こうすることで、朝食の準備を行いながら洗濯機をまわせますし、子供の身支度も手伝えます。
また、リビングをキッチンと浴室の近くに置き1周できる「回遊動線」を作ることで行き止まりがなくなり、朝の忙しい時間帯などにロスなく支度できます。

それに加え、それぞれの部屋へのアクセスルートを何通りか作れるので家族の気配を感じやすくなるというメリットもあります。

来客がある際の動線も考えた方が良い

上記では、普段の生活の中で重要な家事動線をご紹介しました。
しかし、家には来客を招くこともあるでしょう。
その際の、「来客動線」についてご紹介します。

来客があった際の動線は意外と重要です。
来客動線を考える際に重要なのは、プライベート空間と分けるということです。
来客に洗面所や浴室が見えてしまうのが恥ずかしいという方が多いと思います。
そうならないように、来客を通す動線を考える必要があります。

また、トイレの場所も重要です。
トイレの場所が近すぎても、音が気になるかもしれません。
そのため、来客を通す可能性がある部屋から少し離れた場所に置くのも良いでしょう。

まとめ

今回は、間取りを考える上で重要になる動線についてご紹介しました。
洗濯や掃除、料理のような毎日の家事の負担を減らすためには動線を考えることが重要です。
動線を適当に決めてしまうと暮らしづらくなってしまう可能性が高いです。
そのため、間取りを考える際はしっかりと動線を考えるのが良いでしょう。